【ケータイでモバHO!】携帯電話で衛星ラジオを楽しもう

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ケータイでモバHO!】携帯電話で衛星ラジオを楽しもう
【ケータイでモバHO!】携帯電話で衛星ラジオを楽しもう 全 5 枚 拡大写真

モバイル放送は、高度約3万6000kmの静止軌道上に位置する衛星から電波を送信するという移動体向けの衛星放送サービスだ。2004年秋から放送を開始したが、受信用端末の価格が比較的高いということもあり、個人の加入者が伸び悩んでいた。

この苦境から脱却するために早い段階から検討されていたのは「携帯電話に受信機能を搭載する」ということ。そしてその第1号モデルとなったのが、NTTドコモから発売された『MUSIC PORTER X』という機種だ。

三菱電機製で、正式な型式は「D851iWM」。形状や電話機としての機能はD902シリーズにほぼ準じているが、音楽再生に特化しており、1GB容量のメモリーを本体に内蔵していることを特徴とする。音楽データは外部メモリーに入れていくD902シリーズとの最大の違いはこの部分にあるといえる。

モバイル放送ではテレビ(動画)番組も提供されているが、MUSIC PORTER Xで視聴できるのはラジオ系チャンネルのみとなる。電波状況の良い場所であれば端末(ケータイ)単体でも受信することはできるが、付属のアンテナ内蔵ヘッドホンと組み合わせれば、受信状況はさらに向上する。

都心部にはギャップフィラー(再送信装置)が数多く設置されているということもあって、アンテナ内蔵ヘッドホンを使えばビルの谷間であっても電波の受信は可能だ。ただし、ギャップフィラーがある場所を離れてしまうと唐突に電波が途切れ、受信ができなくなってしまう。

受信可能エリアをモバイル放送側も発表しているが、そのエリア内でも実際に受信可能な場所、不可能な場所が混在している。ある意味では環境に左右されやすく、ユーザーの使用環境によってはモバイル放送を受信できる端末でありながら、それができない(使用環境によっては受信が困難)ということもありそうだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る