逃走中のバイクにパトカー追突

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3日未明、香川県三豊市内の県道で、速度違反の摘発から逃れようと逃走していたバイクに対し、追跡中のパトカーが衝突する事故が起きた。この事故でバイクに乗っていた2人が打撲などの軽傷を負っている。

香川県警・観音寺署によると、事故が起きたのは3日の午前3時10分ごろ。これより約10分前の午前3時ごろ、三豊市内をパトロールしていた同署のバトカーが猛スピードで爆音を立てながら走行する2人乗りのバイクを発見。ただちに追跡を開始した。

バイクはその後の約7分間、約10kmに渡って逃走したが、三豊市財田町財田上付近の県道にある三叉路交差点で右折しようと急減速したところ、追跡していたパトカーが突っ込んだ。バイクは転倒し、運転していた17歳の少年と、後部に同乗していた17歳の少女が足などを打撲する軽傷を負った。パトカーに乗っていた2人の警察官にケガは無かった。

バイクはウインカーを使用せず、いきなり曲がろうとしたため、パトカーの減速が間に合わずに追突したとみられている。警察ではバイクを運転していた少年から業務上過失傷害と道路交通法違反容疑で事情を聞く方針だ。今回の事故について、警察では「違反行為を繰り返す危険な暴走バイクを追跡する過程で発生した。追跡は正当な職務と考える」と話している。

《石田真一》

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