日産、米でエンジン用部品の生産を拡大

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日産自動車は7日、米テネシー州のパワートレイン工場でクランクシャフトの鋳造を開始するとともに、新たに3470万ドル(約40億円)を投資し、シリンダーブロックの鋳造工場を建設すると発表した。

シリンダーブロックの鋳造工場は、デカード工場を拡張し、エンジン工場の北側に建設する予定。今秋着工し、08年春の稼動をめざす。同工場の新設にともない、現在約9万平方メートルのデカード工場を約4600平方メートル拡張する。最大稼動時の生産能力は年間19万2000台で、『アルティマ』に搭載するV型6気筒エンジンに組み込まれる。

生産開始したクランクシャフトの鋳造工場では、最大稼動時の年間生産能力は110万台。デカード工場で生産するエンジンに組み込まれ、同州スマーナ工場とミシシッピ州キャントン工場で生産するニッサンおよびインフィニティブランド車に搭載される。

《編集部》

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