川崎重工、中期経営計画を策定…2010年度の営業利益1000億円

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川崎重工業は、2006年度から2010年度までの中期経営計画「グローバルK」を策定した。
 
中期経営計画のビジョンは「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献するGlobal Kawasaki」。GT・機械事業では、輸送用機器・エネルギー分野で世界トップレベルの技術力を持つ原動機メーカーを目指すなど、各事業での10年後の姿を描いた。

設備投資は5年間で総額3000億円で、過去3年間の平均を約3割上回る。研究開発費も5年間で総額2000億円を投じる計画で、過去3年間の平均を約5割上回る。
 
また、団塊の世代の大量退職を控え、5年間で5000人の採用を積極的に行い、2010年度末の在籍人員を2005年度末よりも2000人増の3万1000人とする。
 
これらの投資とともに、技術力の強化、グローバル展開の加速、新製品・新事業の創出・育成にも注力する。
 
これによって2005年度に1兆3224億円だった売上高を2010年度に1兆5600億円、営業利益は417億円から1000億円、経常利益を308億円から900億円、ROIC(投下資本利益率)5.1%から14%に引き上げを目指す。中期経営計画は、市場環境の変化などに合わせて2008年度に見直す予定。

《レスポンス編集部》

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