ヤナセの古市宏幸社長は、キャデラック・ブレークスループラン発表の記者会見で、取扱いのメルセデスベンツと競合するのではとの質問に「キャデラックの客は自由業っぽい人が多い」と述べ、客層が違うと指摘した。
ヤナセは、2008年にキャデラックを1000台を販売する「キャデラック・ブレークスループラン」を発表した。しかし、ヤナセはメルセデスベンツなどの高級車を取り扱っており、競合するとの見方が強い。
古市社長は「展示会でキャデラックとベンツの顧客の層、雰囲気は異なる。ベンツはスーツの人が多いが、キャデラックはジャケットの人が多い」と述べ、競合しないとの見方を示した。