「新型『eKワゴン』では、インパネシフトの採用で操作性を向上させました。ナビ取り付け時の画面位置も上に移動し、見やすくなっています」と語るのは三菱自動車デザイン本部デザイン部エキスパートチーフデザイナーの金澤秀晃さん。
「先代のeKワゴンは、(コラムシフトが使いづらい)(ナビ画面が低い)(収納は多いが、一つ一つが小さい)というご意見を頂きました」
「収納では、実は初代でもゴミ箱の位置を、ドアからセンターコンソール下に移動できました。ユーザーには人により、いろいろなニーズがあります。その初代の考え方を拡大解釈し、使う人、使う用途によって収納のポジションや機能を変えられるようにしました。それがマルチポジションユーティリティです」
「収納容量も、たとえばグローブボックスには、ティッシュの箱が、そのまま収納できます。生活に密着した軽だからこそ、日常の使い勝手に最大限配慮し、ドライバーもゲストももてなすようデザインしました」