トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は20日、飲酒運転による交通事故が相次いでいることに対応して、飲酒運転防止対策を「できるだけ早くやった方がいい」と述べた。
渡辺社長は「飲酒運転かを呼気を吹きかけて判定するやり方と、運転席での運転態度などを検知するやり方がある」とした上で、呼気で判定するやり方はボルボが実用化しているため、運転席で感知する方法の開発を行っていることを明らかにした。
また、技術担当の岡本一雄副社長は「営業用はいいが、個人用では(検知システムの浸透は)難しい。飲酒運転すると挙動が乱れるので、それで判定するやり方もある。いろんな手段で総合的にやる」と述べた。