ガソリンスタンド突入の泥酔男、危険運転罪で起訴

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今月3日、和歌山県岩出市内のガソリンスタンドに乗用車が突っ込み、2人が死傷した事故について、検察庁・和歌山地検は22日、泥酔状態でクルマを運転していた62歳の男を危険運転致死傷罪で起訴した。

問題の事故は3日午後に発生した。岩出市中迫付近の国道24号で、走行中の乗用車が路外に逸脱。そのまま道路沿いのガソリンスタンドに飛びこんだ。クルマはさらに暴走を続けて64歳の男性客と、18歳女性アルバイト店員を次々にはね、さらには給油機1台をなぎ倒した。

この事故によって最初にはねられた男性が全身を強打、収容先の病院で約6時間後に死亡。アルバイト店員の女性はクルマとの衝突時に右足を骨折、さらには倒壊した給油機から漏れ出したガソリンを浴びた直後に引火、上半身をやけどする重傷を負った。

男は事故直後に業務上過失傷害の現行犯で逮捕されたが、その後の調べで呼気1リットルあたり0.66ミリグラムのアルコール分を検出。泥酔状態でクルマを運転したことが判明した。事故の結果も重大であることから、検察では罪状を変更。危険運転致死傷罪で男を起訴することを決めた。

《石田真一》

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