【新聞ウォッチ】安倍新内閣「チーム力」「気配り」を重視

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年9月27日付

●安倍内閣安倍発足、初の戦後生まれ首相52歳(読売・1面)

●日産とGMきょうトップ会談 提携協議難航か(読売・10面)

●高速道路無料宣言クラブ、会長が不正通行容疑(毎日・30面)

●トヨタ労組 パート110人組合員に、期間従業員、1万人加入課題(産経・8面)

●スズキ、燃料電池車椅子 1回補充で40キロ走れます(産経・8面)

●トヨタ出身の渡辺氏が社長に、オギハラ(産経・8面)

●ホンダ、新興国で二輪車増産、ベトナム・ブラジル、能力3倍増(日経・13面)

●トヨタ18万台リコール(日経・42面)

ひとくちコメント

1954年(昭和29年)生まれの52歳、戦後の歴代首相では最も若い安倍晋三内閣が発足した。きょうの各紙には安倍首相を支える閣僚たちの顔ぶれについて詳細に報じている。

「論功行賞色濃く」(産経など)をはじめ、「新内閣の布陣からは首相の若さに起因する清新なイメージも、小泉政権から引き継ぐべき改革への熱気も感じられない」(毎日)などと手厳しい見方が多い。

もっとも、経済界からは御手洗冨士夫・日本経団連会長が「課題山積の内政、外政に機動的に対処できる『働く内閣』」との談話を発表したほか、張富士夫・日本自動車工業会会長も「改革路線を受け継ぎ、さらに推進していく布陣になっている」などと、ひとまず合格点を付ける声が目立つ。

筆者もスタート時点から批判するつもりはなく、まずは「お手並み拝見」としたい。自動車業界に例えれば、カリスマ性の強い小泉前首相が日産自動車のカルロス・ゴーン社長のようなタイプならば、安倍新首相はバランス型で、「チーム力」「気配り」を重視するトヨタ自動車の渡辺捷昭社長のようなタイプといえるだろう。「美しい国づくり」を強調する安倍首相に対し、渡辺社長も就任時に「走れば走るほど空気がきれいになる車」などと夢を語っていたこともよく似ている。

《福田俊之》

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