日本自動車工業会の張富士夫会長は、安倍新内閣が発足したことについて「これまでの小泉政権が取り組んできた改革路線を受け継ぎ、さらに推進していく布陣になっており、歓迎したい」とのコメントを発表した。
自工会は小泉政権では、トヨタ自動車の奥田碩氏が経済財政諮問会議の民間委員を務めていたことから、政府との太いパイプで結ばれていたが、安倍新内閣との関係は不透明だ。
張会長は「安倍新内閣には、わが国の税制、行財政、年金制度、教育等々の改革とともに、少子高齢化対策、外交等の諸課題の解決に向け、内閣が一丸となって、果敢にかつ粘り強く取組んで頂くよう期待する」としている。