【新世代カーウイングス】ハードウェアはHDDナビに進化、新サービスも

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【新世代カーウイングス】ハードウェアはHDDナビに進化、新サービスも
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日産自動車は29日、今秋発表予定の新型『スカイライン』以降に採用されるカーウイングス対応ナビゲーションの概要を発表した。メディアをDVDからハードディスク(HDD)に変更して音楽再生機能を強化。カーウイングスにも新機能を盛り込んでいる。

これまでのカーウイングス対応ナビ(ティーダから採用の04年モデル)は地図メディアにDVDを使用していたが、新型ナビは30GB容量のHDDを採用。スカイラインにおいてはモニターもVGA化するなど、「見やすさ」や「使いやすさ」、「ルート探索の精度向上」といった“カーナビの基本性能”を大幅に向上した。

HDD化したことで、新たに音楽リッピング機能(ミュージックボックス)も追加。ユーザースペースに約3000曲を収録可能で、曲調から「明るい曲」、「いやされる曲」などを判断。フィーリングに応じた自動選曲を行える。DVDビデオ再生はもちろん、DVDオーディオ、CFカードからの圧縮ファイル再生(MP3、WMA)に対応したのもトピックだ。地上デジタルチューナーについては、ディーラーオプションでの別売対応(販売時期、価格は未定)となる。

操作性も向上している。ダイヤル型コントローラーによる良好な操作性は、カーウイングスの特長のひとつでもあるが、今回のモデルチェンジに併せてタッチパネルを新たに導入。目的地検索での50音入力などがスピーディーかつ直感的に行えるようにもなった。

ルート探索は通信で取得したリアルタイムの交通情報を基に、約2時間先までの交通状況を予測する「予測交通状況」を織り込み、精度を向上させている。これに加え、カーウイングス会員の走行データを反映させたプローブ情報もプラスすることで、VICS情報が提供されていない道路でも情報が得られるようになり、所要時間の短縮に貢献している。

また、地図データについては、3年以内の有料点検入庫時に初回書換えを無料で実施する新サービスを導入。データ更新自体も約20分間で行える超高速データ更新システムを採用している。

《石田真一》

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