トラシンダがGM株取得に意欲

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投資家カーク・カーコリアン氏(89)が率いるトラシンダ社が、GM株を最大で1200万株購入する用意があることを明らかにした。すでにGM株の9.9%、5600万株を所有するトラシンダ社だが、実現すれば持ち株は12%を超えることになる。

カーコリアン氏はGMとルノー/日産の提携に積極的な立場で、今回の両社首脳の会談のセッティングにも活躍したと言われている。株式買い足しは提携が実現することを前提にしたものだ。

両社の話し合いは物別れに終わった、とメディアでは報道されているが、カーコリアン氏は「今後も提携に向けてサポート体制を取る」と提携の実現にこだわっている。

しかし経済アナリストからは、「提携話がなくなるとGM株がさらに値下がりする可能性があり、カーコリアン氏が先手を打ってGM株の下落を食い止めようとしている」と見方も出ている。

GMのリック・ワゴナー会長はカルロス・ゴーン氏との会見の後で「GMは自分の力だけで充分に再建できる」とコメントしており、米国内では提携はないとの見方が多数を占めている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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