気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2006年10月4日付
●史上最速フェラーリ、披露(読売・8面)
●大株主が提携の効果査定を要求、GM取締役会(読売・8面)
●「飲酒運転」宇沢弘文氏と考える(読売・15面)
●捕獲失敗、シカも渋滞(読売・35面)
●日産「反撃開始」オッティを発売(毎日・8面)
●日野が7車種リコール(毎日・26面)
●F1日本GP バトン「雨ならホンダ有利」琢磨「一つでも上の順位に」6日開幕(産経・21面)
●日産の村山工場の跡地、郊外型SC 三越初の出店へ(東京・8面)
●北米生産車の国内移管を発表、日産の志賀COO(日経・13面)
ひとくちコメント
「捕獲失敗 シカも渋滞」−きょうの読売の社会面にはこんな見出しが目を引く。しかも、警察官らがシカを取り押さえようと追いかける写真も大きく掲載されている。
記事によると、神奈川県藤野町の中央自動車道脇の林に体長約1mのシカがいるのを高速道路会社の職員が発見、シカは本線上に飛び込んできたため、山梨県警高速隊員ら約30人がさすまたを持って追跡。
何度か首を押さえつけたが、シカは逃走を続け、側壁を飛び越え、林に消えたという。この騒動で、付近の上下線は約45分間通行止めとなり、上り線は約3km、下り線は約2km渋滞したそうだ。
先般、筆者は北海道にある日産自動車の陸別試験場を見学したが、「野生動物の侵入」が悩みのタネという話を現地の担当者から聞いたばかり。北の果ての大地ならまだしも、交通量が比較的多い中央高速道でも同様の悩みがある。