ホンダF1の中本修平シニアテクニカルディレクターは3日の記者会見で、鈴鹿での日本GPに投入するエンジンについて、「お約束ともいえる“鈴鹿スペシャル”です」と話している。
「今季のV8エンジンの集大成にしたい。表彰台を狙います。まだ、トップ(フェラーリ&ルノー)との差はありますが、チャンスがあれば勝ちにいきたい」
2レース1エンジン制が施行されている現代F1。リタイアなどでその周期がずれることもあるわけだが、ちょうど鈴鹿にはバトン、バリチェロともにフレッシュエンジンで臨める。そして、07年からのエンジン開発凍結という新ルールに対してのベーススペックともなり得るのが、今回の鈴鹿−最終戦ブラジル仕様2.4リットルV8エンジンなのだ。