【新聞ウォッチ】GMと日産・ルノーの提携交渉打ち切り

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年10月5日付

●日産・ルノーとGM提携破断(読売・1面)

●より頑丈、新型パジェロ 三菱自再建けん引役に(読売・8面)

●論点・道路特定財源「一般化」は実質的増税(読売・13面)

●ガソリン下落鮮明、120円台も(朝日・11面)

●F1日本グランプリあす開幕 皇帝VS王者 天王山(朝日・23面)

●三菱商事がいすゞの筆頭株主に(毎日・8面)

●飲酒運転、死傷者数65%取り締まり強化期間中(東京・26面)

●独VW、MANに出資トラック3社連合へ(日経・9面)

ひとくちコメント

自動車最大手のGMと日産自動車・ルノーが交渉を続けてきた提携協議を今月中旬の最終期限を待たずに打ち切ることで合意したという。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(電子版)が「カルロス・ゴーン日産社長(ルノー社長を兼務)とGMのリチャード・ワゴナー会長は4日朝、電話会談で交渉打ち切りを決めた」と報じたのを受け、3社が発表したもので、きょうの各紙も大きく取り上げている。

日産・ルノーとGMの提携協議は今年7月に始まり、先月末にはゴーン社長とワゴナー会長がパリでトップ会談を行った。しかし、3社は「提携から大きな相乗効果を得られると考えた。しかし、相乗効果の全体の規模、利益の配分で同意できなかった」という。

GMとの提携交渉が破断したことで日産は新たな提携先を模索することになるが、国内や北米などの販売不振で足元が大きく揺れていることから、今後はゴーン社長の経営責任も問われることになりそうだ。

《福田俊之》

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