【トヨタF1】日本GP直前会見…雨にたたられた空力

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【トヨタF1】日本GP直前会見…雨にたたられた空力
【トヨタF1】日本GP直前会見…雨にたたられた空力 全 1 枚 拡大写真

パナソニック・トヨタ・レーシングチームはF1日本GP開催を控えた4日、記者会見を開催した。トヨタ自動車モータースポーツ部部長で、TMG副社長の木下美明(よしあき)氏は、今季のこれまでの技術的状況について、空力が問題だったと述べた。

「我々のクルマは当初、他チームと比較して2−3秒遅く、この原因は不明だった。しかし、2、3戦経るにつれ、ダウンフォースは充分あるものの、ドラッグ(抵抗力)が強く、空力に問題を抱えていることが判明した」

「一般に、タイムに与える空力の影響は非常に大きく、通常、空力で1.5秒、タイヤで1.5秒が改善の目安となる。これに対して、エンジンで改善が見込めるのは、10馬力アップでコンマ1秒程度。エンジンパフォーマンスは非常にハイパワーな出力数値を得ていたため、空力改善が急務だった」

「しかし、空力研究のメインはやはり風洞実験であり、マシンのフィギュアを作るのに手間取った。上海GPでようやく間に合ったが、雨で実力を発揮せずに終わった。だから鈴鹿で、我々の真価を問いたい」

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る