【ダイハツ ムーヴ 新型発表】丸くなって新次元

自動車 ニューモデル 新型車
【ダイハツ ムーヴ 新型発表】丸くなって新次元
【ダイハツ ムーヴ 新型発表】丸くなって新次元 全 4 枚 拡大写真

軽自動車界の大ヒットモデル『ムーヴ』が3代目へと進化し、ダイハツが市場に放った。あらゆる部分を一新して登場しただけに、その実力のほどが大いに気になる。

実車を前にしてまず思うのが「角張ったイメージから一転してかなり丸みを帯びているな」ということ。

そのぶん、パッケージングが犠牲になっているのではないかと思ってしまうが、商品企画の猪鼻崇さんの説明によれば「タイヤをできるだけ前後四隅に配置し、さらにエンジンをできるだけ前に出すことで室内のスペースを最大限に確保しています。デザイン的にもモノフォルム感が強調でき、見た目の質感を大いに高めています」という。

パッケージングの問題がクリアできれば、確かにこのデザインはダイハツが掲げる「クラスを超えた新次元への進化」というコンセプトが形となって、ユーザーにアピールできるだろう。

「ハイトワゴンだから背が高くても仕方がない。軽だから見た目が同じになっても当たり前」といった捉え方をアッサリと覆してくれるスタイルといっていい。この点は、先頃登場した『ソニカ』で提案したコンセプトの存在も大きいというが、10車種以上の軽自動車を抱えるダイハツだけに、他モデルとの差別化だけでなく、フラッグシップとしてのムーヴには先進性が求められることも関係しているのではないだろうか。

いずれにしろ新型ムーヴは、ダイハツ自らだけでなく、ライバルであるスズキ『ワゴンR』にも大いなる影響を与えることは確実だ。

《近藤暁史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  2. レイズ愛が海を渡る! 欲しいカラーを求めて逆輸入を敢行した強者ユーザー現る~2024 RAYS FAN MEETING~
  3. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  4. ルノー『キャプチャー』新型は都市型SUV市場をリードできるか[詳細画像]
  5. シトロエン『C3』新型はキャラクター進化[詳細画像]
  6. フェラーリから自然吸気V12気筒エンジン搭載の『12Cilindri』登場!…ベルリネッタとスパイダー
  7. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
  8. [VW ゴルフ 50周年]デザインを再評価の4代目
  9. これも未来だ、メルセデスベンツ『アクトロスL』受注開始[詳細画像]
  10. ホンダ『NSR500』:2ストエンジンの秘密に迫る!!
ランキングをもっと見る