万引きまでして重ね飲み

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検察庁・大分地検は4日、アルコール検知から逃れるための重ね飲みを行った45歳の男を窃盗と道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪で起訴した。男は重ね飲みについても容疑事実を大筋で認めているという。

この男は9月13日午前、豊後大野市内の市道で酒に酔った状態で乗用車を運転していたが、蛇行運転しているところをパトロール中の警察官に発見された。男はそのままスピードを上げて逃走。同市内の商店街に逃げ込み、商店でワンカップ焼酎1本を万引き。後に警官が男を発見したときには、このカップ焼酎を飲み干していた。

男は「今ここで飲んだ」と主張したが、アルコール検知では呼気1リットルあたり0.4ミリグラム以上のアルコール分を検出。これは数時間に渡って酒を飲まないと出現しない数値であることから男を追及したところ、飲酒量の特定を防ぐ目的で重ね飲みを行ったことや、それに使う焼酎を盗んだことを認めたため、窃盗容疑で逮捕していた。

検察では慎重に捜査を進めていたが、発見当時に酒気帯び状態だったことは男の証言からも明らかと判断。窃盗に加えて道交法違反でも男を起訴した。

《石田真一》

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