1日2回も飲酒運転事故を起した男を書類送検

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大阪府警は4日、今年7月に大阪府豊中市内で飲酒運転原因の追突事故を起こし、相手側の運転者に軽傷を負わせた57歳の男を業務上過失致傷と道路交通法違反容疑で書類送検した。男は同日中に2回も飲酒運転原因の事故を起こしていたという。

大阪府警・豊中署によると、問題の事故は7月26日の午後9時30分ごろ発生した。豊中市新千里東町付近の市道を走行中の乗用車が、路肩に停車していた別の乗用車に追突した。双方のクルマは小破し、被追突側のクルマに乗っていた69歳の男性が首などを打撲する軽傷を負った。

運転していた男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。道交法違反の現行犯で逮捕したが、容疑を素直に認めており、逃走の恐れもないことから釈放した。

ところがこの男は同日の午前0時30分ごろ、南署管内となる大阪市中央区難波2丁目付近の府道で、走行中のタクシーの前へ強引に割りこんだことによって接触。タクシーを運転していた69歳の男性に打撲などの軽傷を負わせる事故を起こしていたことが後に判明した。この事故の際も男は飲酒運転だった。

警察では1日に2度の飲酒運転原因の事故を悪質と判断。それぞれの事件で男を書類送検することを決めた。これまでの調べで男は「特に聞かれなかったから前の事故は話さなかった」、「2回目のときは時間帯も早く、飲酒検問は行われていないと思ったので、ウイスキーの水割りを3杯ぐらい飲んだ」などと供述しているという。

《石田真一》

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