中古車TVオークションの大手、オークネットは、バイク情報誌『GooBike』（グーバイク）を発行するプロトコーポレーション業務提携を締結したと発表した。両社会員店の店頭中古バイク在庫の流通活性化を目指す。
今回の提携では、両社会員店がGooBikeやバイクオークションを手軽に相互利用できる環境を協力して構築することで、会員店の店頭在庫バイクの流通活性化を促進しながら、会員店経営を側面から支援していく。
具体的には、両社会員店の中に、両社のサービスを利用していない会員店が約900社あることから、この会員店を中心に、サービス利用の提案を行っていく。GooBike掲載店でオークション未参加会員店に対しては、オークネット準会員登録を行った上で、長期在庫車などのオークション出品を誘致していく。
一方、オークネット会員店で、GooBike未掲載会員店に対しては、オークネットが窓口となって掲載誘致を行い、店頭在庫バイクの小売支援サービスを展開する。
また、今後はシステムの構築を図り、インターネット上で両社が持つデータの共有化を進めることで、会員店のさらなる利便性を高めていく方針だ。GooBikeのような小売媒体と業者間オークションが密接に結び付くことは、バイク業界では初めて。両社は参加会員の満足度向上とバイク流通の活性化を目指す。