ダイハツ工業は12日、子会社のダイハツ九州の大分工場に、第2工場を建設すると発表した。07年末に稼動する。
新工場は、大分県中津市の大分(中津)工場の北側に隣接。用地面積50万平方メートルの中に、建屋面積5万平方メートルの工場を建設する。設備投資額は235億円で、年間生産能力23万台の工場として稼働する。
ダイハツは軽自動車の販売好調やトヨタ向けの生産が好調で、国内工場が逼迫状態にある。新工場では軽を生産する予定。新工場の稼働により、国内生産能力は現状の86万台から09年には109万台に高まる。