10日に発表された新型トヨタ『カローラ』で、プリクラッシュセーフティシステムが、「カローラアクシオ1.8ラグゼール“αEDITION”」グレードへの標準装備となった。ラグゼール(199万5000円)とラグゼール“αEDITION”(233万1000円)の価格差は33万6000円。
オプション設定としなかった理由について、藤田チーフエンジニアは語る。
「“αEDITION”には、プリクラッシュセーフティーシステム(レーダークルーズコントロール付き)のほかにもSRSサイドエアバッグも盛り込み、安全装備に関して最高の技術を提供する仕様です。オプション装備ではなくグレード設定にすることで数がある程度読めるのでこの価格設定が可能になりました」
藤田チーフエンジニアが、1グレードとして残した理想のカローラ。これが140万円から始まるアクシオの標準装備候補だったことを考えると、確実にクルマは進化していると勇気づけられる。