旭硝子、中国で自動車用ガラスの第2工場新設

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旭硝子は12日、中国広東省仏山市に中国で2番目の自動車用ガラス工場を新設することを決定した。約65億円を投資して、2007年初頭に自動車用ガラス(合わせガラス、強化ガラス)工場を着工し、2008年第1四半期に量産を開始する予定。

同社は、1995年に中国河北省秦皇市所在の自動車用ガラス会社へ資本参加して以降、03年に同社を子会社化、04年には新設備の導入により生産能力を約120万台分/年に増強するなど、中国での自動車用ガラス事業の強化、充実を図ってきた。

そして、今回の第2工場約100万台分/年の新設によって、中国全体で合計約220万台分/年の供給体制を構築することになる。同社は今後もグローバル同一で高品質な自動車ガラスの提供をさらに強化し、加速していく方針である。

世界の自動車用ガラス市場では、日本板硝子が英ピルキントンの買収を機に攻勢をかけている。最大手の旭硝子としては、指をくわえて見ているわけにもいかず、中国で第2工場をつくることによって盤石な体制を築こうというわけだ。

《山田清志》

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