一般的に見れば泥酔…検察が危険運転罪での起訴を決定

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検察庁・神戸地検姫路支部は10日、9月9日に兵庫県姫路市内で飲酒運転を原因とする死亡事故を起こした男を危険運転致死傷罪で起訴した。業務上過失で逮捕されていたが、泥酔状態での事故だったこともあり、悪質な行為と判断したという。

問題の事故は9月9日未明に発生した。姫路市飾磨区三宅付近の市道を横断していた31歳の男性と26歳の女性が、交差点を右折してきた乗用車に次々とはねられた。このうち男性は頭を強打して死亡。女性は足などを打撲する軽傷を負った。

クルマを運転していたのは38歳の姫路市職員の男で、アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.8ミリグラムのアルコール分を検出したため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男は取り調べで「歩行者がいたことは衝突するまでわからなかった」などと供述していた。

逮捕当時は泥酔と判断されなかったが、検察では「一般的に見ても運転が困難な状態だった」と最終的に判断。業務上過失ではなく、危険運転致死傷罪での起訴を決めた。

《石田真一》

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