住商オートリースと三井住友銀オートリースは、合併することで合意したと発表した。両社の親会社である住友商事と三井住友ファイナンシャルグループが、住商リースと三井住友銀リースの合併とともに決定した。
国内のオートリース市場は、自動車保有台数に占めるリース車保有台数のシェアが4%弱で、企業の効率化ニーズの増大から今後の成長が見込まれている一方で、先行きの金利上昇懸念やリース会計基準変更の動きなど、不安定要素もある。
住商と三井住友は、オートリース事業を戦略的共同事業と位置づけ、両社のオートリース子会社を合併し、住商オートの商社系リースの顧客基盤・ノウハウと、三井住友オートの銀行系リース顧客基盤・ノウハウを結集・融合し、ナンバーワン・オートリース事業の確立を目指すと、している。
両社は2007年10月に合併する。合併後のオートリース事業新会社の出資比率は住商が60%、三井住友ファイナンシャルが40%。会社名や資本金は未定。