愛知製鋼、中間期見通しを下方修正 軽自動車人気で業績悪化

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愛知製鋼は、2006年9月中間期の連結業績見通しを下方修正した。

売上高は1170億円を見込んでいたがが、1148億円に下方修正した。鋼材ユーザーの在庫調整の影響と、原油価格の高騰を背景に、自動車市場での軽自動車を含む小型車志向が強まり、自動車向け鋼材・鍛造品の販売数量が予想以上に落ち込んだ。

さらに、新鍛造工場の立ち上げ費用が増加し、新設ラインのコストダウン効果にも遅れが出ており、投資効果にタイムラグが生じている。

収益面でも経常利益68億円を見込んでいたが、31億円、中間期純利益は42億円を見込んでいたが20億円に、それぞれ予想の半分以下にとどまる見通しだ。

通期の業績予想は10月31日の中間決算公表時に発表する。

《レスポンス編集部》

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