【ダイハツ ムーヴ 新型発表】世界初! レーザーとカメラを併用

自動車 ニューモデル 新型車
【ダイハツ ムーヴ 新型発表】世界初! レーザーとカメラを併用
【ダイハツ ムーヴ 新型発表】世界初! レーザーとカメラを併用 全 1 枚 拡大写真

ダイハツの軽自動車、新型『ムーヴ』(5日フルモデルチェンジ)は先進の予防安全技術の採用により高い安全性能を実現した。アクティブセーフティ策として、車としては世界で初めて、測距性能に優れたレーザーレーダーと、前方監視用のカメラとを組み合わせた。

この組み合わせにより、レーダークルーズコントロール、プリクラッシュセーフティシステム、および軽としては世界初の車線逸脱警報システムの開発に成功した。「ムーヴカスタムRS」の2WD車に、メーカーオプションで搭載される。

主に、このシステム開発を担当した同社電子技術部電子計画室の坂上航介氏によると、他社にあるミリ波レーダーよりも波長の短い、レーザーレーダーを用いることにより、反射波の横方向の精度を上げることに成功した。

従来、レーザーレーダーは側道にある屋根付きのバス停留場など、静止物体を車両と誤認識しやすい欠点があったが、前方監視カメラによる画像のパターン認識技術と組み合わせ、車両か構造物かを正確に判断させることに成功した。

今回搭載したカメラは、車両認識と車線認識の2つの機能を担っている。カメラを用いた場合、夜間の識別能力が気になるが、坂上氏によれば、車両認識に関しては、ある程度先行車のテールランプなどを頼りにしながら、車両の識別を行う仕組みだとしている。しかし車線認識に関しては、白線が薄かったりビニールシートなどで覆われて隠れていたりすると、認識出来なくなってしまうようだ。

また、今回のシステムには、昼夜を問わず、歩行者認識の機能は含まれていない。将来は、これらの問題点を解決すべくシステム開発を行っていくという。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る