【F1ブラジルGP】決勝…強烈な印象を残し、皇帝シューマッハ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1ブラジルGP】決勝…強烈な印象を残し、皇帝シューマッハ
【F1ブラジルGP】決勝…強烈な印象を残し、皇帝シューマッハ 全 4 枚 拡大写真
2006シーズン最終戦ブラジルGP、注目は何と言ってもラストレースのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)。予選では中盤まで抜群の速さを見せながらQ3でハイドロ系のトラブルに見舞われ10番グリッドに沈む。

決勝レースではスタート直後で6位まで順位を上げ、セーフティーカー直後に前を行くジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)に挑んだところで右リアが破損というアクシデントで最下位まで順位を落とす。

しかし最後まで戦う姿勢を見せ続けたシューマッハはその後オーバーテイクショウを展開。フィジケラやキミ・ライコネン(マクラーレン)らを次々と交わし最終的には4位まで順位を回復。強烈な印象を残し、現役生活に別れを告げた。

母国のカラーを彩った特製レーシングスーツで母国GPに臨んだフェリペ・マッサは圧倒的な速さで予選を制し、決勝レースでも終始をリードする落ち着いた展開でそのままチェッカー。インテルラゴスに詰めかけた満員の観客の前で嬉しい母国GP優勝を飾った。2位にフェルナンド・アロンソが入り2年連続のドライバーズチャンピオンシップ獲得。ブラジルGP終了後に別れを告げるルノーにもコンストラクターズタイトルをもたらした。

ホンダのジェンソン・バトンも3位表彰台。ルーベンス・バリチェロも7位と入賞を果たした。予選3位、7位と期待されたトヨタ勢は両ドライバーともリタイア。目標だったコンストラクターズ5位も叶わず悔しい最終戦となった。スーパーアグリの佐藤琢磨は10位と大健闘。山本左近も16位完走を果たし、デビューイヤーを有終の美で飾った。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る