ホンダ、北米でシビックを増産 低燃費志向に対応

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ホンダ、北米でシビックを増産 低燃費志向に対応
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ホンダは、北米での低燃費車需要に対応して、カナダ工場・第2ラインで新たに『シビック』の生産を開始すると発表した。これにより、シビックについて最大で年産6万台供給を増加することが可能となる。

計画の具体的内容は、2007年2月から、カナダ工場・第2ラインで生産している『パイロット』を、『オデッセイ』とパイロットを生産しているアラバマ工場・第2ラインに全面移管するとともに、同年4月から空いたスペースでシビック4ドアを生産する。

カナダ工場・第2ラインは現在、『MDX』やリッジラインなどのライトトラックを生産しており、今回が初めての乗用車生産となる。これによるカナダ工場全体の生産能力に変化は無く、年産39万台を計画している。また、パイロットの生産開始で、アラバマ工場は、第1・第2ラインともフル稼働の年産30万台となる。 

今回の生産アロケーションにより、シビックの生産拠点は、オハイオ州イーストリバティ工場と、カナダ工場・第1ラインの2拠点から、カナダ工場・第2ラインを加えた3拠点となる。

ガソリン価格の高騰から北米でも小型車の人気が高まっており、同社ではシビックの販売が好調だ。このため、北米での需要変化に柔軟に対応できる生産体制とする。

《レスポンス編集部》

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