立ち往生のトラック、特急ロマンスカーと衝突

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18日午後、神奈川県伊勢原市内の小田急電鉄・小田原線の踏切で、踏切内で立ち往生していた普通トラックと、通過中の特急列車が衝突した。トラックは線路脇にある鉄柱と車両の間に挟まれて中破。トラックに乗っていた2人と、列車の乗客1人が軽傷を負っている。

神奈川県警・伊勢原署によると、事故が起きたのは18日の午後1時50分ごろ。伊勢原市石田付近の小田急小田原線の踏切内で立ち往生していた引越し業者所有の普通トラックと、上り特急列車(小田原発、新宿行き。ロマンスカー11両編成)が衝突した。特急列車はトラックを押し出すように走り続け、トラックは最終的に列車の車体と線路脇の鉄柱との間に挟まれた状態で停止。荷台を中心に中破している。

この事故でトラックを運転していた28歳の男性と、同乗していた29歳の男性が打撲などの軽傷。特急列車の先頭車両に乗っていた46歳の女性も軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

警察では過失往来危険容疑でトラックを運転していた男性から事情を聞いているが、調べに対して男性は「警報機の音に気づかずに踏切内に入った。途中で遮断棹が下りてきたので窓を開けて手で上げようとしたが間に合わなかった」などと話しているという。この事故により、小田原線は海老名〜伊勢原駅間で約4時間30分に渡って不通となり、上下79本の列車が運休。約4万2000人の足に影響が出た。

《石田真一》

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