合鍵を作ってRVを盗んでいた暴力団組長、再逮捕

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海外で人気の高いトヨタ製RVにターゲットを絞って盗みを重ねていたとして、警視庁は20日、別の詐欺容疑で起訴されている36歳の指定暴力団山口組系組長の男ら4人を窃盗容疑で再逮捕した。被害総額は約6億円に達するとみられている。

警視庁・捜査3課によると、窃盗容疑で再逮捕された4人は2001年10月ごろから2005年5月に掛けての間、1都13県で『ランドクルーザー』など、海外で人気の高いトヨタ製RVにのみターゲットを絞り、盗みを重ねていた疑いがもたれている。被害台数は約300台、被害総額は6億円に達するとみられている。

男らは盗難防止装置(イモビライザー)の付いていない旧型車種を探し出してキーシリンダーを抜き、型番等から合鍵を作成。これを使ってエンジンを始動して盗み出していた。

クルマは大半が海外に密輸出されたとみられることから、警察ではこの部分を担当するブローカーが存在した可能性が高いとみて、男たちを厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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