【EVS22】プラチナは問題ではない---燃料電池

エコカー 燃費
【EVS22】プラチナは問題ではない---燃料電池
【EVS22】プラチナは問題ではない---燃料電池 全 2 枚 拡大写真

多数の燃料電池電気自動車(FCEV)が展示されたEVS22。水素から電子を取り出すための触媒にプラチナを使うことから、燃料電池は資源問題で行き詰まるという意見もあるが、開発関係者は、近年の燃料電池関連技術の進歩によって、展望はひらけつつあると主張する。

【画像全2枚】

9月に記者団に公開され、俊足ぶりをアピールしたホンダFCXを開発している本田技術研究所の川口祐治執行役員は、「現時点で燃料電池に使うプラチナ量は、普通のクルマの三元触媒並みとまではいきませんが、それと大きく変わらないくらいまで減ってきています。一方、燃料電池のプラチナは電解膜の一種であるため、ほぼ100%リサイクル可能。この点は三元触媒よりむしろ優位なのです」と語る。

プラチナに代わる代替触媒材料の発見は現在も難航しているが、プラチナを使用する燃料電池でも、それまでのつなぎ技術としてかなり使える見通しが立ってきているのだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヤマハ、新型アドベンチャースクーター『RW』世界初公開、新開発330ccエンジンも…EICMA 2026
  2. 「小さいテネレ」ユーザーの声に応え登場! ヤマハ『テネレ4コンセプト』世界初公開…EICMA 2026
  3. ダイハツ『タフト』次期型、2027年後半に登場か? 室内拡大、ハイブリッド化も視野!
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』と『Eクラス』の1万台以上をリコール…エンストのおそれ
  5. マクラーレン、新型スーパーカーを“キーウィ像”で予告…『McL 820』2027年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  2. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  3. ティアフォー、サウジで自動運転バスの実証を推進へ…株価が大幅高
  4. レクビィ、日産『キャラバン』ベース「LIV'N ワイド」など出展へ…名古屋キャンピングカーフェア2026
  5. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
ランキングをもっと見る