ダイハツ工業は、軽自動車市場の好調などを背景に2007年3月期連結業績を上方修正した。期首時点に比べ、売上高は500億円多い1兆5900億円（前期比18.0％増）と過去最高を予想している。
純利益は15億円上方修正の300億円（10.5％減）とした。純利益は前期に旧ダイハツ車体の前橋工場跡地売却益が計上されていたため減益となる。一方で、営業利益については原材料費を含む諸経費の増加があるため期首予想の500億円（2.8％増）を据え置いた。営業利益も過去最高を更新する。
今期の販売台数は国内軽自動車が4％増の61万5000台となるほか、トヨタ向けの車両も約1.5倍に拡大、合計では19％増の107万9000台を見込んでいる。
