ゴーン社長、軽をもっと出さなければ

自動車 ビジネス 企業動向
ゴーン社長、軽をもっと出さなければ
ゴーン社長、軽をもっと出さなければ 全 1 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日の中間決算発表の席上、不振が続く国内販売について「われわれはもっと軽自動車を出さなければならない。軽に対する戦略はもっているし、今後そうしていく」と、販売車種の拡充を進める考えを示した。

ゴーン社長は今年度上期の国内市場について「予想外に軽へのシフトが進んだ」と評価。スズキと三菱自動車からOEM調達している日産は「契約上、軽の供給は増やせなかった」と述べ、OEMビジネスの限界を認めた。

ゴーン社長が指摘している車種の拡充は、12月から始まるスズキからの新たなOEM調達だ。スズキが11月に発売する『セルボ』ベースの2BOX車となる。下期には世界での新車攻勢が始まるが、日本市場での自前の乗用車は11月投入の『スカイライン』のみ。しばらくは利幅も薄い軽のOEM依存が続く。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る