日野の中間期連結決算…大幅増益 国内外のトラック販売順調

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日野自動車が発表した2006年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比48.9%増の213億5000万円で、大幅増益となった。

中間期の連結売上高は同11.1%増の6292億2800万円で、2ケタの増収だった。国内のトラック・バスの販売台数が同4.3%増の2万7000台と、依然として順調に推移しているのに加え、海外でも北米や中南米・中近東地域で堅調に伸び、海外販売台数は同10.0%増の2万4000台となった。さらに、トヨタ自動車からの受託生産車は『ハイラックスピックアップ』が昨年6月で終了し、代わって今年1月から『FJクルーザー』がスタートしたが、同8.6%減の9万6000台にとどまった。

全体的に販売が順調に推移し、原価低減の効果もあって営業利益は大幅増益となった。経常利益は同30.7%増の212億400万円だった。中間純利益は固定資産売却益の減少や税金費用の増加などで同14.0%減の113億2500万円と減益だった。

通期の見通しは、今後もトラックの販売が国内外で順調に推移する見通しから、売上高が1兆2400億円、営業利益が360億円、当期純利益185億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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