富士重工、通期営業利益は据え置き

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富士重工、通期営業利益は据え置き
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富士重工業(スバル)は31日、2007年3月期の9月中間決算と通期の業績予想を発表した。中間期は世界販売が前年同期比1.7%増の26万9000台と微増にとどまったものの、円安効果で売上高は4.7%増の6987億円と中間期では過去最高になった。

営業利益は4.1%増の181億円、純利益は45.8%増の116億円だった。国内は登録車が18%の大幅な落ち込みとなったが、『ステラ』を投入した軽自動車が10%伸ばした。米国は小幅増だったが、在庫圧縮のためインセンティブを積み増し、収益の足を引っ張った。

通期の予想は、世界販売を期首時点に比べ2万9000台下方修正したため、売上高も500億円少ない1兆5000億円(1.6%増)に修正した。

営業利益は500億円(14.2%減)、純利益は300億円(92.2%増)をそれぞれ据え置いた。経常利益は実勢レートと入金レートで生じる為替差損を会計処理するため、期首予想の500億円から420億円(10.2%減)に修正している。

《池原照雄》

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