バイクETC そろりとスタート

自動車 テクノロジー ITS

道路システム高度化推進機構(=ORSE/オルセ)は、バイクETC本格運用最初のセットアップ件数を公表した。その累計は734件だった。

ORSEが10月31日に販売店で作業できるようにセットアップの手続きを行ったセットアップ件数は541件だった。また、11月1日午後5時現在、ORSEが新たにセットアップ手続きを行った件数は約193件(累計734件)だった。

「バイクETCの本格運用は始まったばかりで、車載器本体が取付店に充分に行き渡っておらず、取付も試行錯誤のところがあるので、ORSEのセットアップ申込み対応には、まだ充分余裕がある。取扱店の申込みが平日であれば、翌日にはセットアップが可能である」(業務部海老原秀世氏)

セットアップとは、料金請求先となる識別情報を車載器に書き込む作業のこと。この作業を終了すると、ETCは初めて利用可能となり、稼働状態の車載器台数を示す指標となる。バイクETCはオンライン手続きではないので、ORSEの手続きを経て販売店で作業をする期間には時間的なずれがあるが、ORSEの手続きを経たものがセットアップ件数としてカウントされている。

バイクETCは、料金見積もりや取付のための時間が必要なため、ゆったりとしたスタートになった。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る