新聞配達用バイクを5000台盗んだと豪語する男

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埼玉県警は10月27日、外国人ブローカーに転売する目的で新聞配達用のバイクを盗んでいたとして、46歳と43歳の男を窃盗容疑で逮捕した。男たちは「5000台ぐらい盗んだ」と供述しているが、このうち約400台については裏付けが取れているという。

埼玉県警・川越署、東入間署によると、逮捕された2人は今年5月26日、埼玉県狭山市内のマンション駐輪場に置かれていた新聞配達用の原付バイク1台を盗んだ疑いがもたれている。

主犯の男が「新聞配達用のバイクは耐久性があり、海外で人気が高い」という話を聞きつけ、1998年ごろから盗み始めた。バイクは1台あたり約2万円でナイジェリア人ブローカーなどに転売。昨年からは今回一緒に逮捕された1人も加わり、1日あたり2-3台のペースで盗みを重ねていた。

埼玉などの1都5県では、新聞配達用バイクを狙った盗難事件が連続発生しており、このうち400件あまりについては2人の犯行の可能性がたかいとみられる。被害総額は約2000万円相当だが、主犯の男は「5000台ぐらい盗んだ」などと話しており、警察ではさらに調べを進めている。

《石田真一》

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