無人トラックが後退して衝突、1人死亡

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10月27日午後、神奈川県横浜市栄区内の市道で、駐車中の普通トラックが無人のまま坂道を滑走し、約30m離れた場所にいた作業員の男性を直撃した。男性はトラックと壁の間に挟まれて死亡した。警察では運転者を逮捕している。

神奈川県警・栄署によると、事故が起きたのは10月27日の午後2時15分ごろ。横浜市栄区飯島町付近の市道に駐車中だった普通トラックが無人のまま後退をはじめ、そのまま坂道を滑走していった。

約30m後方には工事作業中の28歳男性がいたが、トラックはこの男性を直撃。男性は荷台と壁の間に挟まれる状態となり、すぐに救助されて近くの病院に収容されたが、全身強打で間もなく死亡した。警察ではトラックを運転していた43歳の男を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕。男性の死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

調べに対し、男は「サイドブレーキを掛けた状態でトラックから離れた」と供述している。トラックには約1トン分の砂利が積載しており、警察ではサイドブレーキの掛け方が十分だったのかどうかを調べている。

《石田真一》

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