伊藤忠商事は、保有するいすゞ自動車のI種優先株式全てを普通株式交付の請求を行い、一部をトヨタ自動車に売却すると発表した。
トヨタといすゞが、資本・業務提携することで合意したのを受けた措置。取得請求するI種優先株式は、822万5000株で、交付の請求を行う普通株式数は1億2184万8000株。保有するいすゞの普通株式及び転換後の優先株式の合計1億7000万株のうち、4000万株をトヨタに売却する。
売却後のいすゞの保有株式は1億3009万9000株となる。
同社はいすゞとの資本関係を維持し、協業を拡大していく方針。