トヨタ−いすゞの共同開発ディーゼルは09年投入

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車と業務・資本提携したいすゞ自動車の井田義則社長は、ディーゼルエンジンの共同開発について、商品化までには「最短で3年程度を要す」と述べた。両社の開発プロジェクトは今月内に副社長クラスをトップとして立ち上げる計画。

順調に進めば2009年にはトヨタ車に共同開発エンジンが搭載される。いすゞの乗用車系ディーゼルは、かつてホンダにも供給していた直列4気筒1.7リットルを最小に、大きいものではSUVやピックアップ向けのV型8気筒の6.6リットルまである。

トラック専業だが、かつては乗用車も手掛けていたので幅広い技術ノウハウを蓄積、トヨタもそこに着目した。トヨタとの共同開発では1.5リットルから3リットル級のエンジンが中心になる見込み。コモンレール式の燃料噴射装置はデンソーが供給するなどトヨタグループ各社も開発に参画する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る