アリバイ工作敗れる…2年前のひき逃げで男を逮捕

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兵庫県警は6日、2004年8月に兵庫県姫路市内で発生した軽傷ひき逃げ事件の容疑者として22歳の男を業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。クルマが盗難されたと偽っていたが、知人証言からアリバイを潰していったという。

兵庫県警・姫路署によると、事件は2004年8月31日深夜に発生している。JR姫路駅北側ロータリー(姫路市駅前町付近)で、停車中の乗用車に対し、ナンパ族のものとみられるワゴン車が衝突した。ワゴン車はその場から逃走しようと加速したが、直後に別の乗用車にも追突。運転していた58歳の女性に軽傷を負わせ、そのまま走り去った。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。容疑車両は同市内で放置されているのが発見されたが、所有者の男(当時少年)は「クルマは事件前に盗まれた」と主張。これに沿ったアリバイがあることも表明していた。

しかし、供述に曖昧な点もあることから警察では内偵捜査を開始。当日の行動を知る男の知人を探し出して事情を聞いたところ、アリバイ工作を行っていたことが判明した。これをもって男を追及したところ、容疑を大筋で認めたために6日までに逮捕したという。

《石田真一》

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