来季からタイヤがブリヂストンのワンメイクになることについて、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドが「オーバーテイクが減るだろう」との予想を明らかにした。
「これまでもF1でのオーバーテイクは簡単ではなかった。この先も難しいままだろう。来年はエアロダイナミクスなどに関するルール変更もはいし、あまり変化は期待できない」
「タイヤメーカーが違えば、違うスピードや違うコーナーの入り方をすることが可能だった。だから全チームのタイヤメーカーが同じということは、オーバーテイクがより難しくなるということ」
「とはいえ、オーバーテイクはF1が生み出すスリルの一つに過ぎない。2006年のタイトル争いなどの順位争いは、かなり白熱していた。興奮が足りないなんてありえない」とハイドフェルドは語った。