いすゞ、中期計画を1年前倒し達成へ

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車の井田義則社長は13日の中間決算発表の席上、2007年度(08年3月期)を最終年度として取り組んできた3カ年の中期経営計画が、1年前倒しとなる07年3月期で概ね達成されるとの見通しを示した。

同日発表した今通期の業績予想で、売上高、営業利益などが目標に届くことになった。売上高は目標の1兆6000億円に対し1兆6300億円となる見込み。また営業利益は、目標と同額の1000億円を予想している。「6%以上」を掲げていた売上高営業利益率は、6.1%となる。

また、有利子負債と自己資本の比率であるDER(デッド・エクイティ・レシオ)も今期末で目標だった1.0倍まで低下する見通しだ。

井田社長は「すべての課題がクリアされたわけでなく、海外販売の拡大は進捗が遅れており、引き続き取り組みを強化したい」と述べた。また、来年春には07年度を初年度とする新中期計画を策定・公表する方針も明らかにした。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る