「ハイウェイテクノフェア2006」が14日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。同フェアは道路保全の最先端技術や工法を紹介し、高速道路の保全業務に対する理解を深めてもらうことを目的にしたもので、今回は80を超える企業・団体が出展した。
会場には、標識をはじめ、電光板、照明、ETC制御バー、トイレの便器など高速道路で目にするさまざまなものが展示されていた。しかも、それらの製品には新技術が盛り込まれている。標識は雪がつかないように工夫されるなど、日々進化しているとのことだ。
また、道路建設についても、延長床版プレコンポ工法、融雪プレキャスト工法、水中橋脚の耐震補強工法、コンクリート剥落防止システムQR工法といったような新工法が数々紹介されている。
日ごろ何気なく通っている高速道路だが、多くの新技術や新工法によって支えられている。このフェアを見れば、高速道路を違った視点から見ることができるだろう。
同フェアは15日まで開催され、入場無料。主催は高速道路技術センター。