吹雪の中を走る観測車、1000万円…ハイウェイテクノフェア

エコカー 燃費
吹雪の中を走る観測車、1000万円…ハイウェイテクノフェア
吹雪の中を走る観測車、1000万円…ハイウェイテクノフェア 全 2 枚 拡大写真

東京ビッグサイトで開幕した「ハイウェイテクノフェア2006」(14日−15日)で、ちょっと変わったトヨタ『ランドクルーザー』が展示してある。場所は札幌道路エンジニアリングのブースだ。

【画像全2枚】

そのランドクルーザーは視程計、風向風速計、温湿度計、放射温度計などを備え付けた移動気象観測車で、その値段は1000万円(車両価格含む)。「フロントについている視程計が一番高くて300万円以上かかっているんです」と同社関係者。

このクルマを吹雪が予想されるときに走行させ、調査区間の視程や風向風速などの気象データを収録するそうだ。固定式の気象カメラは北海道の高速道路に多く設置されているが、それでは吹雪下の道路状況がわからないことも多い。実際に走ってみて、初めて気がつくこともあるわけだ。

現在、この1台しかないが、「今後、2台、3台と増やしていきたい。そして、中継基地を設置して、リアルタイムで映像を送りたい」と同社関係者は熱い眼差しで話した。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る