【新聞ウォッチ】平均寿命は11年、クルマも高齢化が加速

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年11月15日付

●RJCカーオブザイヤー、三菱「i」が受賞(読売・8面)

●クルマの寿命11年、新車売れないから?(読売・37面)

●バイオ燃料 もえる首相 参院選向け農村対策(朝日・3面)

●三菱自動車 RVRでリコール(朝日・37面)

●米国トヨタハイブリッド車30万台販売計画(毎日・8面)

●天ぷら油広がる再利用 クルマなどに(産経・17面)

●独BMWが水素燃料車 エコな走り違和感ゼロ(東京・6面)

●ホンダ、八千代工業を子会社化 TOB104億円投入「軽」開発で連携(日経・11面)

●きしむ品質? 勝ち組に死角(日経・11面)

ひとくちコメント

マイカーなどが新車登録されてから抹消されるまでのいわゆる「クルマの平均寿命」が初めて11年を突破したという。自動車検査登録協力会が発表した集計結果をきょうの読売などが報じている。

2006年3月末時点の自動車保有動向によると、軽自動車を除く自動車の平均使用年数は11.1年で、調査開始以降で最長で、最長記録の更新は04年以来2年ぶりという。また、「車の平均年齢」にあたる、新車登録からの平均経過年数(軽自動車を除く)も6.9年と、バブル崩壊以来14年連続で高齢化が進んでいるようだ。

筆者も国産のセダンをマイカーとして購入したのが10年前。車検時にタイヤとバッテリーを交換した以外は大きなトラブルもなく、“快走”し続けている。次の車検までには思い切って新車に乗り換えるつもりだが、一方で「もったいない」ような気もする。「畳とクルマは新しいほうがいい」時代でもない。ハンドルを握るたびにその葛藤とたたう日々である。

《福田俊之》

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