三菱ふそう、ダイムラー子会社のメキシコに キャンター を供給

自動車 ビジネス 企業動向

三菱ふそうトラック・バスは、ダイムラークライスラー・トラックグループの米国トラックメーカーのスターリング社のメキシコ向けに、小型トラック『キャンター』を供給すると発表した。

スターリング社は、11月15日から17日までグアダラハラ(メキシコ)で開催されるエキスポ・トランスポルテ・ショーに『スターリング360』として出展する。

三菱ふそうは今春からスターリング社に対して同社の米国、カナダ市場向けに小型トラック、キャンターの供給を開始、スターリング社はスターリング360の車名で販売しているが、今回、メキシコ市場にも投入を決定した。

これによって、スターリング社はメキシコ市場で商品ラインアップを充実させることができる一方、三菱ふそうはキャンターの生産増を見込む。

三菱ふそうで海外販売本部長のベルト・ファンダイク副社長は「キャンターを供給することでスターリング社のメキシコ市場での拡販に寄与し、トラックグループの発展に繋がるものと確信している」とコメント。

三菱ふそうの北米事業は1985年に現地販売会社MITSUBISHI FUSO TRUCK of Americaを設立、北米に約170の販売拠点を持ち、小・中型トラックを販売している。2006年第3四半期(1月−9月)の販売台数は前年同期比41%増の6460台となっている。

《レスポンス編集部》

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