ポルシェ、業績好調で増配、敵対的買収防衛策も提案へ

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェ、業績好調で増配、敵対的買収防衛策も提案へ
ポルシェ、業績好調で増配、敵対的買収防衛策も提案へ 全 1 枚 拡大写真

ポルシェAGは、2007年1月26日にポルシェアリーナでの開催が予定されている株主総会で、1当たりの配当金を普通株の場合、5.94ユーロ(前年度4.94ユーロ)、優先株では6ユーロ(前年度5ユーロ)に増配することが提案される予定。

また、このほかにも、今期の特別な収益を還元するため、普通株と優先株それぞれに対して、1株あたり3ユーロの特別配当を支払うことが検討されており、配当金の支払い総額は前年度を80%上回る1億5700万ユーロにまで増加する見込み。

さらに、次の株主総会では、875万ユーロの普通株と優先株を含め2275万ユーロの授権資本を創出することが提案される予定。この提案が通った場合、取締役会は今後5年間の間に新株を数回に渡って発行し、株式資本を2275万ユーロまで増額できることになる。

授権資本は、ほとんどの上場企業が自社の定款に定めているもので、ポルシェの場合もこの授権資本によって、臨機応変な増資が可能となり、企業買収の際の約因として株式を利用できるようになる。

また、企業買収の際、現物供与に反した新株発行がなされる場合には、取締役会が監査役会の同意を得たうえで、株主の新株引受権を排除できるようにすることが提案される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  3. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  4. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  5. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  6. B-SUV市場で勝つための変身…シトロエン『C3エアクロス』[詳細画像]
  7. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  8. ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
  9. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  10. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
ランキングをもっと見る