損害保険ジャパンが22日発表した07年3月期中間連結決算は、純利益が前年同期にくらべ26.8%減の282億円になった。自動車保険、自賠責保険収入が減少し、正味収入保険料は微減だった。
保険金の支払い漏れに関する費用が臨時費用を計上したことなどから、純利益が2ケタのマイナスになった。正味収保は、主力の自動車保険が前年同期にくらべ0.6%減の3375億円、自賠責保険が同2.4%減の1183億円。海上保険や火災保険は増加したが、全体では0.1%減の7072億円だった。
07年3月期通期の連結純利益は前年同期にくらべ11%減の600億円とし、期初予想の680億円から下方修正した。